「結ぶ」 は 「繋ぐ」。
大切な人と人とのご縁や、心を繋ぐ。 企業とお客様を結ぶ。
そんな想いをカタチにしたいと思った時、とても素敵な出逢いをいただきました。
“伝統をていねいに繋いでいく”をコンセプトとし
一本の糸から選び抜き、まごころ込めて織り上げられる宮田織物の和木綿。
その肌触りと温もりは、私たちに優しさと同時に懐かしさも伝えてくれます。
そして、この膨よかな感受性を次代に「繋ぐ」ことも、我々の使命だと感じています。
日本の手仕事、手間を厭わない染めと織り、丁寧で真面目な縫製技術が私たちの誇りです。
一つ一つに真心をこめて縫い上げたMade in Japan は信頼の証。
「結のおくりもの」は“つくり手” と “つなぎ手”の想いが込められた 新しいカタチの贈り物としてお届けいたします。
和木綿のファスナー付きふっくらポーチ
持ち歩くのには欠かせないポーチは、開放部も広く使いやすい デザインで中綿を入れふっくら仕上げました。 お化粧道具、お薬 入れ、貴金属類等の小物入れに。 お化粧道具等でときには内部 が汚れてしまうこともありますが、 和木綿は手洗いも可能なので 安心です。
(W:155mm×H: 110mm×D:50mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:1
和木綿のルーツ久留米絣、はじまりは少女の小さな発見
久留米絣の特徴である緻密な柄模様は、江戸時代の後期、 井上伝とい 当時12歳の少女の手によって誕生しました。 優秀な織り手であり、 農家の娘であった井上伝は、自分の衣服にできた斑点に着目し、糸を 解きその仕組みを探りました。 そして考察の末に、糸を括り防染した 上で染色する方法を思いついたのです。これが、絣において最も重要 な工程、「括り(くくり)」で現在でも、 そして世界各地の絣制作で行な われる、柄模様を織り出す技法なのです。 伝の絣は偶然の柄でしたが、 後世、緻密な絵柄を織り出す技法、効率化をはかる機械が考案され、久 留米絣は福岡を、そして日本を代表する綿織物となったのです。
和木綿と真田紐のトールバッグ
真田紐は、大河ドラマ「真田丸」でも紹介されたとおり武具や甲 冑を留める紐として重宝されました。 現代ではその強さと美しさ から 茶器の箱紐や帯締めなどにも使われています。 この縦長 のトールバックは、日傘やペットボトル、 お財布と携帯電話等、 とても重宝なバックです。
(W:122mm×H:240mm 取手別)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:2
むかし綿は絹より高価でした
今では生活の中で馴染みの深い、 綿という素材は肌ざわりや洗濯しゃ すい点でも扱いやすい生地として日常に用いられていますが、古代か 日本で作られてきた絹織物に比べ、 綿織物が一般的に作られ始めた のは意外にも江戸中期以降で、それ以前は高級な輸入品として富裕層 の手にしか渡らない生地だったようです。 やがて、綿の栽培は畿内を 中心に、瀬戸内圏に広がり、九州では大分県の旧日田郡を中心に栽培 が行なわれました。 その生産地は九州最大の流れ筑後川を下って筑後 地方にまで広がっていきます。 そして藍が栽培され、農閑期の副業と して無地や縞柄の綿織物を織りを始めるようになったのです。
和木綿の片袖バッグ
片方の取手をもう片方にくぐらせて使用します。 和木綿といえば袢天、そのイメージでデザインをしました。 とてもシンプルです が、畳めて大変使い勝手のよいバックです。着物や浴衣でお出かけの際のお供に、お弁当入れやお通いバックにも。
(W:200mm×H:300mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:3
綿入れ袢天の老舗ブランド「宮田織物」
「結のおくりもの」の製品は全て福岡県筑後市で袢天の製造をおこなう「宮田織物」の和木綿を使用しています。
「宮田織物」は大正2年創業、元々は和木綿の織元でした。 歴史の深さに 奢ることない真摯な思想は「一隅を照らす」 その精神で、ものづくりに 魂を込めておられます。 見えないところに手を抜かない、それが「宮田 織物」の信念です。 その姿勢を貫いておられることが、 「結のおくりも 「の」を皆様に自信をもってお届けできる所以です。
和木綿の巾着袋
縫製の目を利用した切り返しのデザインがモダンでとても使い 勝手のよい巾着袋です。 飽きの来ないスタイルで、小物や化粧 品を入れてお出かけのお供に最適です。
(W:160mm x H: 190mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:4
手間を惜しまないから出来る和木綿
和木綿の製造には多くの手仕事が関わっています。 まず、色や柄を検 討し、目指すデザインに合わせて糸を手作業で部品に組み込みます。 そして、経糸(たていと)を大きな糸巻に、 整経機で巻き上げ、一本一本 丁寧に織機にかけます。 さらに手作業で緯糸(よこいと)を入れ、織り 上げます。 織り上がった布地は、人の目と手でしっかりと確認して、 やっと一枚の織物となります。 このような手間を惜しまないモノづく りの姿勢が心地の良い最高品質の和木綿を生み出しているのです。
和木綿のがま口(名刺入れ)
角から対角線上に180度近く開くので、中身が一目瞭然です。 小銭もお札も取り出しやすく、名刺入れとして名刺交換の際に もスマートにストレスなく出し入れでき、小粋に使えます。
(W:115mm×H:70mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:5
使い続けることで深まる“味わい”
「宮田織物」の和木綿は、一本一本の糸から品質を吟味し、縦糸を並べ、 織機に据え付けるための準備、「引き込み(ひきこみ)」をして、 織機に 据え付けます。 そして、 横糸を通し織物の密度などを調整しながら試 し織りを重ね生まれます。 このように他ではまねの出来ない技術で しっかり織られた丈夫な生地は、洗濯にも強く、使えば使うほどに柄 の細かなかすれ、にじみが味わい深く、故意には生み出せない素朴な 温かみが出てきます。
和木綿のペットボトルホルダー
角から対角線上に180度近く開くので、中身が一目瞭然です。 小銭もお札も取り出しやすく、名刺入れとして名刺交換の際に もスマートにストレスなく出し入れでき、小粋に使えます。
(W:115mm×H:70mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:6
天然のハイテク素材「和木綿」
綿素材の特徴は夏は涼しく冬は暖かいということです。綿繊維は吸湿 性に優れており、生地の内側と外側に温度差が生じると、 内側の水分 を吸い取って外側へ発散しようとする性質があります。 その際に気化 熱を奪い全体の温度を下げるので、涼しさを感じることができ、通気 性も良いため心地よく着ることができます。 そして冬に暖かいのは、 繊維の構造上、 中心部がマカロニのように空洞になっており、 内側に 溜まった熱が放出されにくいという特徴があるからです。
和木綿のファスナースクエアポーチ
ストラップ付きでチャックが開けやすいポーチです。可愛らし く整列したドットの柄は和装、 洋装を問わずご愛用いただけま す。 小銭、 薬 ジュエリー等の小物入れに。
(W:105mm×H:105mm)
国産織物の宝
「和木綿」 のはなし:7
常に進化し続ける「和木綿」
和木綿素材は、天然素材の大らかな優しさを味わえますが、 どこか懐 かしいけど新しい。 「結のおくりもの」 では定番でずっと使っていただ けるものもあれば、常に新しいデザインに挑戦し、新作もご提案でき るように体制づくりに努めております。 宮田織物の妥協なきモノづ くりの姿勢が経糸と緯糸の織り成すカラーハーモニーで、思いもかけない美しい色が演出されるのです。
創作工房 あったか堂が、 お届けする “結のおくりもの”は和木綿(わもめん) を使用しています。
和木綿とは、 宮田織物オリジナルの木綿織物のことです
宮田織物株式会社は、大正2年創業。 国産半纏製造の老舗中の老舗です。元々は久留米絣の織元で、今は綿入れ袢天 からファッション性の高い婦人服まで、 時代に合わせて真摯なものづくりをしているメーカーです。 その品質は国内をもとより国外でも評価が高くD&D (ディア ンドデパートメント)でもロングライフデ ザインの商品として人気を博しています。
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